皆さんこんにちは。塾長のふーくんです。
小学校6年生、学校というのは目立つとガキ大将に目を付けられるから、普段の授業中に手を挙げるのが恥ずかしかったふーくんでしたが、学芸会という舞台上では目立っても誰にも怒られない事に気が付き、役者を目指したいと思いました。
その時からずっと演技や声を武器にしたいと考えて今や37歳になり、月30万程度は稼げるようになった経緯があり、今声を武器に出来るようになったのには、大事なことが3つありました。
今回は、その声を武器にするにはどうすれば良いかを解説していこうと思います。大分と遠回りしたふーくんですが、この記事を読んで少しでも近道になればと考えております。
声を武器にと言うけど、実際自分の声になんて自信は持てないし、
どうしても武器になるとは思えないんだよね。
その気持ちは物凄く分かる。でも、テレビで見る声優さんやナレーターさん全員が最初から良い声だった訳ではない。声は誰しもが唯一無二の物だから、悲観的になることはないよ。
今回は、そのこんな声でも声優やナレーターになれるの?という疑問に答えていきたい。
声を武器にするためには
漠然と声を武器にすると言っても、何から始めて良いか分からないよ!という声が聞こえてくるかと思いますが、確かに取っ掛かりが無いと中々前に進めないですよね。
そこで、今回は3つのセクションに分けて解説をしていこうと思います。結構勘違いしがちなところで言うと、色々な声色が出せます(萌え声ロリボイスとか動物の声とか…)と言うのを売りにする人も居ますが、あまり採用や演出する側には刺さりません。
え、でも生放送とかでよくロリボと呼ばれる人たちが一世を風靡していたり…
前にも突っ込んだけど、アルくんネットに依存し過ぎてない!?
キャラクターとして好きな人は居るとは思うけど、実は誰でも
出せるから全く個性的では無かったりするんだよ。
自分がどんな声の特徴を知ろう
先ずは、自分がどんな声の特徴を知る必要があります。
自分の声嫌いだし…どうせ誰も興味なんて持たれないし、声優に憧れるけど自分には無理そう。と思っているそこのあなた!全然違います!十人十色と言う言葉を知っていますか?性格によく使われる言葉だと思いますが、全く同じ声の人なんてそれこそ居ないんです!
もちろん、需要がある声だとか流行りの声と言うのはあります。俗に言うところ、主人公ボイスと呼ばれる声の人たち(声優で言うと神谷浩史さんとか梶裕貴とか花江夏樹さんとか…)ですが、みんなが主人公ボイスだったら作品は成り立たないですよね?
そこで、自分の声を卑下するのは今すぐ止めて、どんな特色があるかをしっかり把握しましょう。
例えば、ふーくんのボイスは基本的には低音の落ち着きのある声をしています。しかし、キャラクターや雰囲気を変えるだけでも、色々なキャラクターが演じ分けられたりします。どんな感じになるかを下に貼るので聴いてみてください。
結構前のボイスサンプルなので恥ずかしい(今度録り直そう笑)ですが、低い声でも高い声でも要するに使いようなんです。歌唱に例えると馴染みがあるかも知れないのですが、音域によって歌える歌や合う歌は違ってくるのと一緒です。演歌の人が米津さんの曲を歌うとちょっと変わって聴こえる…そんな感じなんとなく伝わりましたか?
自分の声がどんな雰囲気なのか知る方法って何かあるかな?
スマホの録音機能を使って自分の声を客観的に聴く事が大事。
それか友達に声優に詳しい人が居たら例えたらどの人に近い?
と恥ずかしがらずに他人に直接聞いてみるのも良いかもね!
長所の一点突破!
前章で自分の声を録音したりして特色を探そうという話をしましたが、自分に向いている声や方向性が分かったとしても、どうしてもやりたい役とか頭にありますよね?
でも、ちょっと待ってください。あなたがやりたいのはナレーターだったり声優だったりであって、その声が出来なかったらなりたくない!と言ったことなんでしょうか?
確かにこんな声だったら良いなとかああいう役をやりたいなと、妄想はいくらでもして良いと思います。でも、妄想だけに一旦留めておいてください。例えるなら、手元にギターしかないのに金管楽器のような高らかなラッパ音を出したいと言っているのと同様で、無い武器は振れないんです!
だったら、今手元にある武器を磨きに磨いて他の追従を許さない方が絶対にプロになる近道です。また、自分の目標として今人気になっている声優さんと自分が誰に特性として近いかを分析し、ポストを奪取する!と明確な声優さんを見つけるとモチベーションアップに繋がると思います。
人気のある声優さんを見ると、凄すぎて逆に落ち込んじゃうよ…。
無いものは無いときっぱり割り切る!見栄を張ったりしないで、
自分の持ち味をどんどん強化していくのが良い声優さんやナレーターさんなんだよ。
発声と滑舌練習をひたすらやる!
自分を知り目標が決まったら、後はひたすら練習するのが一番効率的です。どんな練習したら良いか分からないよ!と言う方は、先ずは簡単な1日10分練習の記事を書いているので、参考にしてみてください。
また、滑舌練習については早口で言うことを目標にするのではなく、唇の形や下の位置をはっきりと意識して練習する方が結果が良くなります。
練習を毎日継続的に少しずつでも良いからやることで、確実に技術は育ってきます。ふーくんは滑舌を意識する為にコールセンターなどで働いて、常に滑舌練習だと思いながら喋っていたら、部署内で応対品質トップになったこともあります。声優になれなくてもこう言った活かせる仕事を保険としてするっていうのも大切だなと思います。
後は、ピザのデリバリーをしながら外郎売をひたすら喋るというのもやってましたし、こういった隙間時間で少し練習するっていうのは、初めのうちはかなり大事になってくると思います。
ずっと発声や滑舌を意識するなんて疲れちゃわない?
めちゃくちゃ疲れる!だから、この日は何もしないという日も作ると良いね。
でも、仕事をしながら練習出来るというのは一石二鳥だから是非試してみてね!
まとめ
いかがだったでしょうか?結局根性論かよ!と思われるかも知れませんが、本当に根性が大事なんです。しかし、今は無料で色々な配信ツールなどがあるので、生放送で人を楽しませるも良いし、歌をyoutubeにアップするのでも良いし、自分の活躍の場を拡げるのには事欠かないはずです。
そして、すべてが経験だと信じ込むんです。嬉しい事も悲しい事も辛い事も本当に全部あなたの糧になります。馬鹿にされたって恥ずかしい思いをしたって良いんです。「これでまた1つ上手くなれた」と心に刻み込んでください。それくらいやらないと本当に心が折れてしまいます…。
そして、定期的にボイスサンプルを収録してみてください。数か月後や何年後かに聞くと、聞くに堪えないと感じる事が殆んどなので、そう思ったら収録し直すというのを繰り返してください。
これは、成長を実感する作業でもあるんです。過去の自分を下手くそだと思えた時に、少しは成長しているんだって実感が沸いてくるので、凄くおすすめです。
ボイスサンプルについては下記の記事にまとめているので、暇があったらご覧になってみてください。
何かに悩んだら少しずつでも始めてみるのが大事です。自分を成長させるのは自分しかいないんだから。
では、サラダバー!!!
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